- 農業を始めたきっかけ
- 長男だったので、小さい頃から誘導されていつの間にか跡を継ぐことは決まっていた。
- 育てている主な作物
- シクラメン(6~7種類)・ベゴニア・クンシラン、キウイ・栗・柿、ジャガイモ・大根・トマト・キュウリ・カボチャ・ピーマン・スイカ・シマウリ
- 好きな野菜・花・果実
- 自分で作ったスイカとシマウリ
- 趣味・好きなもの、こと
- 車・カメラ・パソコン・音楽(ジャズ)
買える場所 | 直売所(自動販売機) |
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住所 | 小金井市中町1-11-5 |
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代々町長や議員など、地元に貢献してきた鴨下家。はけの森美術館のお隣りで、画家の中村研一氏や富子夫人とも懇意にしてきた。雅一さんは長男で、昭和24年生まれ。後を継ぐことは決まっていたので、父親に口出しされないことをしたいと18歳からシクラメンの栽培を始めた。二十歳の時に「20歳の情熱」という記事が読売新聞に掲載されたり、農協の青年部の弁論大会で優勝したりしたことがあって、「まわりにスター扱いされて少しテングになっていた時期もあった」と優しい笑顔がこぼれる。
「当時は怖いもの知らずだったので、山梨に農場を作ったりしたこともあった」ほど、シクラメンが大流行していて、最盛期には5000鉢ほど出荷していたとのこと。
その他の農産物は、キウイ、スイカ、シマウリ、ジャガイモ、大根、トマト、カボチャなど。スイカとシマウリは固定種で栽培。どちらも爽やかな甘さで人気。農産物は自動販売機の庭先販売のみだが、ほとんどなくなってしまう。
ご自身は多趣味で、車やカメラ、パソコンなど技術系のことが好きだったが、一番熱中したのは音楽で、特にジャズが好き。音響設備にこだわりがあり、50年以上前に車の価格に匹敵するような高級スピーカーを購入。体臭が伝わってくるような音がききたいと思い、真空管アンプなども使っている。自分での演奏はサックスに挑戦したが、「うまくならなかったので諦めた」とニッコリ。